映画鑑賞に出掛ける人々は8月20日、イスラエル初の「セイルイン」シネマでの試写会で、テルアビブの湖の揺らめいて光る水上に浮かぶボートに乗った。
屋内の映画館が新型コロナウイルスによる規制のために閉鎖され、テルアビブの自治体では住民がお互いに安全な距離を保ったまま、屋外で映画を見られるようにするため水上での映画上映会を実施した。
この水上上映会では、社会的距離を維持するためにヤーコン公園内の湖に2メートルずつ離れて設置された70台のペダルボートと手こぎボートを使って座席を提供したと、地元自治体は述べた。
自治体は、8月の最終週に1晩あたり2本の映画を上映する計画だと語った。8月20日の試写会ではファミリー向けコメディーの『パディントン2』が上映された。
「素晴らしい夜でした。コロナ対応のスタイルで映画を見られてよかったです。私たちは素晴らしい時間を過ごしました。家族全員が映画を楽しみました」とテルアビブから来たハイテク業界で働くGalia Resnickさん(42)は話した。