韓国では雪の上を滑るそりが品薄になっている。すべて新型コロナウイルスのせいだ。
この国では最近、大雪が降り、冬のスポーツ愛好者たちはスキー場に行きたがっている。しかし、ほとんどのスキーリゾートは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との戦いの一助となるべく、この数週間は閉鎖されている。そのため、人々は代わりにそりを買って、家の近くの傾斜地で雪を滑って楽しんでいる。
しかし大手の小売店ではプラスチック製のそりが売り切れてしまった。韓国最大手のスーパーマーケットチェーン「Eマート」では、2,200個近くのそりが6日間で売れた。これは2020年に売れた合計の3倍以上だ。
そのこと(売り切れたこと)でめげない人もいる。 ソウルのオリンピック公園にいたある家族は最近、子どもが乗って滑れるレジャーシートを持ってきたと話した。「それでも子どもたちがそり遊びを楽しめて、しかも近所に場所があるのは素晴らしい」と2人の息子の父親であるJoe Choonghyunさんは語った。
スキーリゾートは今月再開するが、入場数に上限を設け、営業時間は短縮される。