あなたの犬はデザートを食べるにふさわしいだろうか? ベン&ジェリーズもそう思っている。
この世界的に有名なバーモント州のアイスクリーム会社(ベン&ジェリーズのこと)は犬用の凍ったおやつのシリーズの取り扱いを開始し、利益の上がるペットフード市場に初進出した。4オンス(113グラム)入りで販売される「ドギー・デザーツ」はアメリカの食料品店やペットショップで今月初めに販売され始めた。
このおやつには、クッキー入りかぼちゃ味と、プレッツェル入りピーナッツバター味の2つの味がある。どちらも、人間用の乳成分不使用のデザートでベン&ジェリーズが使用しているものと同じ材料で作られる。
ベン&ジェリーズは、ペット向け製品に参入した食品会社としては最新の例となる。ハーゲンダッツアイスクリームのメーカーであるゼネラルミルズ、ジャムやピーナッツバターのメーカーのJ.M.スマッカーといった企業の後に続く形だ。
アメリカで犬のおやつにかける費用は急増しており、データ会社のユーロモニターによると、2015年から2020年にかけて44%急増して55億ドル(5,730億円)となっているという。