バーモント州の町、フェアヘイブンで地域のプレイグラウンドを改装するための資金を集めるのを、1匹の犬と1頭のヤギが助けている。この2頭が特別なのは、犬の方は現市長で、ヤギのほうは元市長あることだ。
フェアヘイブンの住民たちは、2018年にヤギのリンカンを市長に選んだ。キャバリアキングチャールズスパニエルの「マーフィー」は現在の市長だ。
この2頭は、遊び場を整備し、地元の子どもたちが地域に関わる支援のため、合計約3万ドル(310万円)を集めた。町は、さらに2万ドル(210万ドル)を寄付した。
動物(ペット)の市長選挙によって寄付金を募るという風変わりなアイデアは、地元の管理者が提案した。このペットたちは名誉市長を務める。
皮肉にも、マーフィーはその遊び場では歓迎されない。「犬立入禁止」の看板があるのだ。
「マーフィーはそのことについて町と話し合うでしょう」と飼い主のリンダ・バーカーさんはくすくす笑いながら語った。