テキサス州サンアントニオに住む10歳の少年が、1月27日にゲームストップ株を売却して大もうけした。Jaydyn Carrさんは、元値の50倍以上の価格でその株を10株売却した。
彼の母親のNinaさんは、その株を2019年の12月に60ドル(6,300円)で購入していた。彼女は、「クワンザ」(アフリカ系アメリカ人の祭り)に、この祭りの7つの信条の1つ「ウジャマー」を示すため、この株をJaydynさんにあげた。「ウジャマー」は経済的に助け合うことに焦点を当てている。
最近の数週間に、ゲームストップの株価は、レディットのチャットグループに投稿された内容の影響で急騰していた。サンアントニオ・エクスプレス・ニュースによると、Jaydynさんはこの株を3,200ドル (34万円)をわずかに下回る額で売却したという。
Ninaさんは株価が急騰するのを見て、Jaydynさんに「そのままにしておきたい? それとも売りたい?」と尋ねた。Jaydynさんは売ることにした。
Ninaさんは、得た資金の2,200ドル(23万円)はJaydynさんの貯蓄用口座に入れたと話した。残りの1,000ドル (11万円)は今後の別の投資にあてるという。