ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさんはアップルとの提携を広げ、このテクノロジー大手(アップルのこと)の配信サービスで放送されるドラマ、子ども向けのシリーズ、アニメ、ドキュメンタリーをプロデュースすると、3月8日に両者が発表した。
「この提携を通じて、新しい声を届けることができるよう期待している」と、アップルTVと、ユスフザイさんは記者団に語った。「私を通じて、もっと多くの若い人々と若い女性たちが、これらの番組を見て、インスピレーションを受けてもらえたらと思う」。
アップルは、2015年にユスフザイさんについてのドキュメンタリーをプロデュースし、世界中で女子生徒への高等教育を促進するため、2018年に彼女のマララ基金と提携した。
ユスフザイさんが女性への教育を制限するタリバンの活動に反対する運動をしたため、タリバンの殺し屋が2012年にユスフザイさんの頭部を銃撃した。彼女はこのけがから回復し、2014年にノーベル平和賞を史上最年少で受賞した。