パイナップルが台湾で流行している。3月1日に中国が台湾産パイナップルの輸入を差し止め、パイナップルは政治に関わるものとなった。中国は、この島国(台湾のこと)のパイナップルは害虫がいると述べた。
これに対応して、台湾の蔡英文総統は、台湾の人々に「お腹がはちきれるまで台湾産パイナップルを食べよう」と呼びかけた。
それにより、台湾の政治家が農家と台湾の農業への支援を示そうとする中、ソーシャルメディア上のパイナップル・フィーバーを引き起こした。与党・民主進歩党の政治家と、野党・国民党の政治家は、パイナップルと一緒に写った写真を投稿するため、農場に押し寄せた。
飲食店経営者らは、パイナップルを使った料理を急いで作った。1つは、台北市でレストランChef Hungを経営する料理人Hung Ching Lungさんが創作したパイナップルと牛肉のスープ麺だった。彼は、味を整えるための試作に10回くらいかかったと述べた。