北朝鮮を注視している人々は、指導者の金正恩氏がはかなりの量の体重を減らしたことに気がつき、金氏がダイエットをしているのか、それとも体調が悪いのか分からないでいる。
6月5日、北朝鮮の国営メディアは、金氏がその前日に北朝鮮の支配政党の会合に出席したと報じた。金氏が公共の場に姿を見せたことの報道は29日ぶりだった。
この孤立した国(北朝鮮のこと)に注目しているアメリカを拠点とするウェブサイト「NKニュース」は、「彼が頻繁に身に着けている高級時計が、明らかに細くなった手首の周りに、以前よりもきつく締められているように見えた」と伝えた。
NKニュースは、韓国にいるアメリカ特殊作戦部隊の情報部員が「それは単なる健康的な生活習慣の変化の問題か、もしくはもっと複雑な問題かもしれない」と言った話を引用した。
金氏は37歳と考えられている。報じられるところによると彼の体重は2020年に140キロだったという。