女王エリザベス2世は7月8日、ロンドンの『コロネーション・ストリート』の撮影所を、この連続テレビドラマの60周年を記念して訪問した。
君主(エリザベス女王のこと)は、石畳の道を歩く間終始笑顔だった。スタジオも訪れた。スタジオ内では、クルーとキャストが劇中に出てくるパブ「ロバーズ・リターン・パブ」の店内を撮影している。
エリザベス女王(95)が「コリー」の撮影所を訪れるのは2度目だった。初めて訪れたのは1980年代で、この番組の元のスタジオがマンチェスターにあったときだった。
エリザベス女王はキャストに、パンデミックのさなかにも「続けることができたのは本当に素晴らしい」と話した。ライターやカメラを操作する人、セットのデザイナーやサウンドエンジニアなど裏方スタッフとも話す時間を取った。
この連続ドラマは、イギリス北部の架空の町ウェザーフィールドの住民たちの暮らしを描いている。『コロネーション・ストリート』は世界で最も長い間放送されているテレビドラマシリーズだ。