中国系アメリカ人の歴史を伝えることに特化しているニューヨーク市のある美術館が7月14日に一般に向けて再びオープンされた。この美術館は、アジア系アメリカ人と人種差別に関する展示でスタートした。
ミュージアム・オブ・チャイニーズ・イン・アメリカの再開は長く待ち望まれていたことだった。新型コロナウイルスのパンデミックのため、1年以上閉鎖されていた。この美術館はマンハッタンのチャイナタウンにある。
新しい展示は7月15日に一般公開された。そのタイトルは「反応:人種差別の高まりに抵抗するアジア系アメリカ人の声」だ。
展示の外壁は、アメリカにおけるアジア人とアジア系アメリカ人に対する人種差別と偏見のタイムラインが示されている。パンデミック中のアジア人に対する偏見を示す品もある。
展示の中心はこの美術館が集めたアート作品だ。それらのアート作品は、過去1年間にアジア系アメリカ人がどのように偏見に抵抗しようとしてきたかを示している。