日本の上野通明さんは10月28日、ジュネーブ国際音楽コンクールのチェロ部門で優勝したと主催者が発表し、この賞を受賞した初めての日本人になった。
上野さん(25)は、このコンクールのチェロ部門で優勝した。彼は2万スイスフラン(250万円)の賞金を獲得した。準優勝はカナダのブライアン・チェンさん(24)、3位は韓国のジェミン・ハンさん(15)だった。
決勝で、上野さんはヴィトルト・ルトスワフスキ作曲のチェロコンチェルトを演奏した。
「大好きな曲を演奏することができただけでも十分に幸せでしたが、良い結果となって最高です」と上野さんは語った。
ジュネーブ国際音楽コンクールは、1939年に創設され、30歳までの才能あるクラシック音楽演奏家を発見し、支援し、後押ししている。このコンクールは国際的キャリアへの踏み台とみなされている。