ノルディックスキー複合の渡部暁斗選手は、来月の北京冬季オリンピックで、日本選手団の旗手になると、この件に詳しい情報筋が1月13日に明らかにした。
渡部選手(33)は、男子個人ノーマルヒル10キロの競技で2回―1回目は2014年のソチオリンピック、次は2018年の平昌オリンピックで―銀メダルを獲得した。
彼は、2017-2018年のシーズンでノルディック複合のワールドカップ総合王者となり、この偉業を成し遂げたわずか2人目の日本人選手となった。
旗手は日本オリンピック委員会(JOC)によって選ばれる。JOCは、オリンピックでのジェンダー平等推進の一環として、女性選手の旗手も選ぶと思われる。
昨年夏の東京オリンピックでは、男子バスケットボールの八村塁選手と女子レスリングの須崎優衣選手がどちらも日本選手団の旗手を務めた。