昨年日本の医学部に合格した女性の割合が男性よりも高かったことを、文部科学省の調査が2月16日に示した。
この調査は4月始まりの2021年度を検証した。この調査で、男性の合格率13.51%と比較して、女性の合格率は13.60%だったことが分かった。女性が男性を上回ったのは2013年度以来初めてだ。
この調査結果は、2018年に表面化した一連の不正入試スキャンダルの後に出てきている。あるケースでは、東京医科大学が女性の入学を少なくするために試験の点数を改ざんしていたことを認めた。
政府は医学部の入学試験の慣習に関する調査を開始した。この調査の後、文部科学省は、日本の医学部81校中10校で、男性の受験者と卒業生の親類を有利にするように入学試験を変更していたと発表した。
この調査で、女性の合格率は36校で男性を上回った。