イギリス王室のアートコレクションから日本の芸術品が、バッキンガム宮殿の近くでの新しい展示会で4月8日に一般公開された。
クイーンズ・ギャラリーでの「日本:宮廷と文化」は150点以上の品物を展示している。それには、日本の天皇たちからビクトリア女王と女王エリザベス2世への贈り物も含まれている。
この展示は「日本とイギリスの宮廷の間で交わされた芸術および外交の交流の350年の物語を伝えている」と、展示の学芸員のレイチェル・ピートさんは4月7日に語った。
展示される芸術品には、絵画や武士の甲冑、富士山を描いたびょうぶが含まれている。銀色のサギで飾られた箱もある。それは、逝去後は昭和天皇として知られる裕仁天皇からエリザベス女王へ1953年の即位に際して贈られた物だった。
エリザベス女王は1952年2月6日に即位し、今年は在位70周年を迎える。
展示は2023年2月まで開かれる。