Airbnbは中国国内にある住居の掲載を今年の夏に停止する。代わりに、同社は中国人旅行客が海外での宿泊施設を探すのを手助けすることに集中すると、Airbnbのある職員は5月24日に述べた。
休暇に借りられる場所を掲載するこのウェブサイト(Airbnbのこと)は中国のリストを2016年に初めて掲載した。しかし、掲載された場所はあまり収益をもたらさなかった。今でもAirbnbの収益の約1%しかない。
サンフランシスコを拠点とするこの会社(Airbnbのこと)は、中国国内の事業は高くつき、運営が複雑で、新型コロナウイルスのパンデミックによりさらに状況が悪化したことが分かった。
「中国における我が社の取り組みを国外旅行へと焦点を向け直すという難しい決定をした」と同社の最高戦略責任者のネイサン・ブレチャージク氏はAirbnbのソーシャルメディアアカウント上に出された声明の中で述べた。
ヤフーやeベイといった他の外国籍のインターネット企業は、すでに中国から撤退した。これらの企業は、地元の競争の強さと、規制の壁に悩まされた。