東京で7月14日、円がアメリカドルに対して24年ぶりの低水準に落ち込み、終値が1ドル約139円となった。
円相場は、その日の午前中に1ドル138円台に下落し、1998年9月以来最低レベルになった。
日経平均株価(日経225)は、円安が株価の上昇に寄与し、前日から約0.62%増加して終えた。
アメリカ連邦準備理事会が7月下旬に会合を開く際に、高まる物価上昇を抑制するために大規模な利上げを決定するのではないかという懸念が広がった。
「アメリカ連邦準備理事会による可能性のある7月の1%の利上げの後、9月に0.75%の利上げが続く可能性があり、アメリカと日本の間での利率の開きの拡大につながるだろう」と、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の上級投資ストラテジスト藤戸則弘さんは述べた。