ウクライナの中央銀行は2月23日、ロシアの侵攻から1年の節目を記念して、記念紙幣を公開した。
この紙幣は20フリブニャ札(約70円)だ。片面には、国旗を掲げた3人の兵士が描かれている。もう片面には、テープで2つの手が縛られた絵が描かれ、ロシア軍がウクライナで犯しているとウクライナ政府が訴えた戦争犯罪の容疑を明らかにほのめかしているものと思われる。
ロシア政府はその容疑を否定している。
「戦争から1年を記念するため、私たちは小さな1枚の紙に、この1年を表す感情、模様、内容、象徴的なものを描いた記念紙幣を発行することに決めた」とウクライナ国立銀行のアンドリー・ピシュニー総裁はキーウにある中央銀行でのプレゼンテーション中に述べた。
中央銀行は昨年2月24日の侵攻以降、経済を破たんさせずに続けるために熱心に努力してきた。