京都市は市内の宿泊税を1泊あたり最高で1万円に引き上げる予定だ。日本で最高額となる。
京都市は宿泊している観光客に宿泊税を2018年から課してきた。各施設で請求できる最高額は現在、1人1泊1,000円となっている。
新しい計画では宿泊税は施設により異なり、1泊6,000円未満の宿泊で200円、1泊10万円以上の宿泊で1万円となる。2026年3月から始まる見込みだ。
宿泊税による収入は、公共交通機関を追加整備するなどのインフラの改善に活用される。
京都市の松井孝治市長は1月14日、観光と市民の生活とを両立させることが重要であり、「観光が私たちの生活からかけ離れたものではなく、むしろ、市民の生活の豊かさに直接つながっているものであるということに、市民に気付いてもらうこと」が重要だと述べた。