新たな調査によると、顧客からの嫌がらせ(カスハラ)が日本のアルバイト従業員の早期退職を引き起こしているという。
この調査は1月22日に就職情報提供会社のマイナビが発表したものだ。
カスハラ被害に遭った会社の34.2%で、就業開始後から1ヵ月以内に退職するアルバイト従業員がいたことがこの調査で分かった。カスハラ被害に遭っていない会社ではその数値は、22.7%にとどまった。
過去1年間で、45.7%の会社でアルバイト従業員が大声を上げるなどのカスハラに遭っていた。一方、回答者の36.7%がカスハラ防止の対策を講じたと回答した。
このオンライン調査は11月から12月にかけて実施され、1,500社の職員から有効回答を得た。職員たちは過去1年間にアルバイト従業員の採用に携わっていた。