研究者によると、奄美大島のウミガメの産卵活動は減少し続けているという。
鹿児島県にある奄美大島は、ウミガメを自然の生息地で見られる日本で最適な場所の1つとして知られている。しかし昨年の産卵数は、データが最初に収集された2012年以来、2番目に低い数値だった。
奄美海洋生物研究会によると、ウミガメは昨年2月と9月の間で521回上陸したという。産卵の試みは289回記録されている。
このデータは環境省と奄美大島の5つの市町村からのものだ。
2012年は、産卵の試みは記録上最高の1,081回だった。昨年、回数は260回という低い値が記録された。
科学者は、重要な要因は個体数の減少にある可能性があるとしている。状況を見極めるには長期の分析が必要とのことだ。