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  3. 2018.7.27

Gaming the systemゲームを賢く利用する

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勉強せずに言語を学ぶ?これは、もしあなたが、私のようにゲーム好きであれば可能かもしれない。しかし、ゲームをするといっても、一人で立って、画面を夢中で見つめ、ゲーム機の上で指をせわしなく動かすことを意味するのではない。他の人たちと一緒にボードの前に座り、駒やカードやサイコロで遊ぶことについて私は話している。

私は現在、ドイツ語の練習をしている。ここ数年間ベルリンに住んでいるが、私のドイツ語はまだ非常に下手で、隣人たちとたくさん会話することをよくためらう。私はともかく相手に話せるとしても、彼らは話のスピードを落としたり、繰り返したり、場合によっては私に1つか2つの表現を教えなければならないこともあるだろう。要するに、私はお荷物になってしまう。それに、私は隣人たちにお金を支払っているわけでもなく、さもなければ相手の面倒の代償として何かを与えているわけでもないので、私はおそらく歓迎されないお荷物だろう。「あぁ、またあの男か」と隣人たちが言うのを想像できる。「彼とコミュニケーションしようとするのは何と面倒なことか」

ゲームは、この状況を変化させる。

もちろん、ゲームをしているときも私のドイツ語のスキルはやはりひどい。違いは、ゲームをするために座っているときには、会話相手に何かをお返しすることだ。その何かというのは、単に私、私自身である。時には、温かい体であるだけでも十分だ ― これはそういう時の一つである。ことわざにもある通り、タンゴを踊るには2人必要であるが、「リスク」「タブー」「コードネーム」「ドブル」「セット」「ミステリウム」「シヴィライゼーション」「ディクシット」をするにも2人(以上)必要になる。チェスや将棋、碁、ポーカー、コントラクトブリッジ、さらには三目並べといった昔ながらの伝統的なゲームの場合にも同じことが言える。

私のドイツ語が初級から中級に進歩する間、多くの遊技場を訪れ、そこでは私の訪問を待ちわびている相手が見つかった。まぁ、彼らが待っていたのは必ずしも私ではなかったが、ポイントは私でも役に立つということだ。彼らは私の存在を必要としていた。その部屋で私が最も流ちょうではない人間だとしても、私はお荷物ではなかった。

だから、もしあなたが数や色、それに前、後ろ、左、右など方向を示す言葉を知っているなら、あなたの近くにいて、あなたが学ぶ必要のある言葉でプレイしているゲームファンを何人か見つけることをお勧めする。もちろん、あなたは不利な立場にあり、少々負けを見るだろう。実際、おそらくたくさん負けるだろう。しかし、これによってあなたは、勝利の喜びを得たい他人に好かれるようになる。そして、負けるのは気持ちのよいことではないが、なぜそこにいるのかを思い出してほしい。勉強せずに言語を学ぶためである。それに、先生にお金を支払うことなく、招かれないお荷物になりもせずに。負けるが勝ちであり、運が良ければ、時々は勝ってでも。

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