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  3. 2018.8.3

Skip the straw?ストローをやめる?

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6月のこと、KFCシンガポールは、飲み物にプラスチック製のカップとストローの提供をしないと発表した。KFCによると、これによって年間の使い捨てプラスチックを17.8メートルトン削減できるという。

使い捨てのカトラリーやストロー、持ち帰り用の容器といった使い捨てプラスチックは、地域レベルでも世界レベルでも、環境に配慮し、ごみを削減するための闘いで大きなターゲットとされている。

一見害のないプラスチックのストローはもしかすると最も簡単なターゲットかもしれない。結局、特定の健康上の必要性がある人でなければ、我々のほとんどは飲み物をグラスやコップから直接飲むことができる。

実に、プラスチックのストローに反対する感情は、世界的に高まっている。スコットランドでは、2019年内にプラスチック製ストローを禁止する予定で、台湾は2030年までにストローだけでなく使い捨てのプラスチックも禁止にする。

アメリカだけでも、推定5億本の使い捨てプラスチック製ストローが毎日捨てられている。捨てられたストローの多くが最終的に海に行き着き、海洋生物が飲み込んでしまうこともあり、飢えや死を引き起こしている。

加えて、ストローは徐々に分解されてマイクロプラスチック(微細なプラスチック粒子)になることもある。これらを魚や貝が食べ、その魚や貝を今度は人間が食べる。マイクロプラスチックは最終的に我々の水にたどり着く可能性もある。

残念ながら、ストローのリサイクルは妥当な解決策ではない。ほとんどのプラスチック製ストローは軽すぎてリサイクルできない。選別機械から落ちてしまう。

しかし、全員がプラスチック製ストローを止める準備ができているわけではない。多くの人々がストローから飲み物を吸う便利さに価値を置いており、持ち運びで飲み物を飲む場合は特にそうだ。そしてもちろん、ストローはマドラーとしても使える。ストローなら口紅が落ちないし、牛乳を飲んだ後に口の上にひげのような跡がつくのも防げる。

ストローをやめたくなければ、我々はどうすればいいのだろうか?1つの解決策は、プラスチック製ストローを、竹やステンレスなど再利用可能な素材のストローに変えることだ。使うたびにストローの内部を洗うのには、専用のブラシを使えばいい。シンガポールのカフェのいくつかでは、客に再利用可能なストローを提供し始めたところもあり、ストローを持参した客に値引きを提供しているところもある。

(環境配慮についての)意識と需要の高まりを受けて、複数の店で再利用可能なストローを販売し始めている。今では再利用可能なストローをインターネットで買うのもかなり簡単になった。それに高くもない:ストロー1本とブラシ1本のセットで6シンガポールドル前後、日本円で500円程度で売られている。

ごみを減らそうと、私はステンレス製のストローとブラシを買った。しかし、正直に言うと、よく持っていくのを忘れてしまう。そのため、いつも飲み物を注文するときはストローなしにしてもらう。

日本では、客はきっと使い捨てのストローをもらうのに慣れていて、しかもたいてい、そのストローはさらに多くのプラスチックや紙に包まれている。そのストローを自分用の再利用可能なストローに置き換えるのは難しすぎるだろうか? あるいはストローをただやめてみてはどうだろうか?

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