1. ホーム
  2. 記事全訳
  3. 2018.8.24

Japan’s other seasons四季だけではない日本の季節

このページを印刷する

表面的には、日本には4つの季節があるように見える。しかし、スーパーマーケットに行くと、これらの主な4つ(の季節)の中に(複数の)季節を見て取れる。週に一度通り抜けるショッピングモールでは入り口付近で入れ替えられるディスプレーが役立つことに、花粉症の季節が近づいていることを教えてくれた。気温が上がり始めると、ディスプレーには水のボトルや塩気のあるお菓子の数も増え始めた。そしてある日、とても恐ろしいことに、それは虫に対処するのを助ける商品だけに切り替わった。
庭付きの日本の古民家に引っ越すにあたって、私は何の用意もしていなかった。2月以降、ほとんど毎月、対処しなければいけない新しい生きものが現れた。最初は、コウモリの可能性だった。私たちの不動産仲介業者は、コウモリの専門家を呼んだ ―― 私は彼を「バットマン」と呼んでいる。彼は、そこに住んでいたコウモリは皆、もういなくなったと判断した。
次は3月に、小さくて動きが速く、ナメクジのような生きものを家のあちこちで見かけるようになった。これらは赤ちゃんのムカデ類ではないかと私は疑った。ここで助言だが、夜にぐっすり眠りたければ、グーグルで「赤ちゃんのムカデ類」を検索してはいけない。しかし、結局、これらはセイヨウシミであることが分かった。
4月の雨は、5月のフェレットを呼ぶ。ある午後の土砂降りの雨により、屋根の垂木の下で避難する場所を探している次の望まない来客が現れた。最初、パニックになったひっかく音を聞いて、1,000匹のネズミかと思った。しかし、もっと近くで耳を澄ますと、一匹のフワフワした生きもののように聞こえた。私たちの不動産仲介業者は、害虫を管理する団体を呼び、その団体は、このフェレットをわなで捕らえて連れ出し、六甲山脈の自然の中に放った。
まるでタイミングを見計らったかのように、6月1日には多くのハエを見かけた。何匹かは照明器具の中から出られなくなって死んでいた。そして次に、大きくて真っ黒で飛ぶアリも現れた。
世界中の天候がますます不規則になり続ける中、関西も新しい季節を生み出したようだ ―― 「母なる自然の報復」という季節だ。2ヵ月以内に、この地域は地震と集中豪雨、土砂崩れ、猛暑、台風に見舞われた。その結果、より多くの虫たちが家の中で避難所を求めている。
私たちは毛に覆われていたり4つ足の生きものに対処する態勢が整っていないが、私たちは5本以上の足があるほとんど全ての生きものに対する準備ができている。今のところ、私たちは4本の殺虫スプレーを用意している。1本はハエと蚊、2本はゴキブリ、もう1本はムカデ類用である。私たちはまた、これらの生きものの願わくは死体を安全な距離から拾い上げる道具も用意している。ショッピングモールのディスプレーと張り合いたくはないが、虫の季節が終わるまでに(終わってくれれば、の話だが)私たちは準備を整えておかねばならないだろう。

英文記事を見る

全訳トップへ戻る

広告の掲載について 詳しくはこちら

定期購読申込み無料試読申込み

定期購読申込み無料試読申込み