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  3. 2019.1.4

My first Kohaku初めての紅白歌合戦

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日本に住んで今やほぼ10年になるというのに、実は新年をこの国で過ごしたことがなかった。いつも12月下旬にカリフォルニアの家族の家へ戻り、年末年始の休暇と特別バーゲンの時期がすっかり過ぎるまで東京に戻ってこなかった。

しかし、今年はそれが代わりそうだ。私は東京にいる。過去10年をかけてしそこねていた経験をするチャンスが来た。そのほとんどは家でくつろぐのが中心だと分かる。しかし、ついにずっと見たかったテレビの特別番組を見ることができる:NHKの紅白歌合戦だ。

アメリカでは大晦日に紅白歌合戦のようなものはない。ほぼ全ての主要なチャンネルは、深夜まで放送されるカウントダウンの特別番組があり、それには音楽ゲストも含まれる。しかし、そうした番組の1つを見ることは大して意味を持たない。実際、ステージに出る人々の多くは人気のなくなった人に見え、そのために何もかもが安っぽく感じられる。

視聴率という点で最も近いアメリカのイベントは多分、毎年恒例のグラミー賞だろう。音楽の最高賞の番組だ。放送中に1曲か2曲演奏するように招かれることは、音楽業界のお墨付きを得たものとみなされる。しかし、グラミー賞を見る人の数は紅白歌合戦ほど多数だったことはない。

紅白歌合戦は、日本の有数の才能ある人々を長い間取り上げてきた。出演してきたのも演歌歌手から国際的な歌手まで幅広く、中でも注目すべきは、近年出演しているわずかな韓国のポップグループだ。2018年は、唯一の韓国の出演者は、人気のKポップ女性グループのTwiceで、出演は2回目となる。

人々は誰が紅白歌合戦に出るかを知ろうと今も騒ぎたてているが、年末のこの華やかな祭典にチャンネルを合わせる人は実は少なくなっている。この番組の視聴率は著しく低下してきており、紅白歌合戦の最近の視聴率のいくつかは、史上最低になっているものもある。

人気が落ちている音楽ゲストがバラエティーに欠けるのが理由だという人もいる。だが、私は選択肢の幅の多さの方に関連があると思っている。20年前には多くの人々は家族と家で過ごし、紅白歌合戦はそんな人たちが見ることのできた6チャンネルかそこらの番組の1つだった。しかし今では、テレビのチャンネルはあらゆる種類があって次々に変えられ、インターネット全体は言うまでもない。それに、若者は友人と出かける方を好むかもしれない。

しかし、NHKには少なくとも1人、わくわくしている視聴者がいる:私のことだ。ついにリアルタイムでこの番組を見られるのは楽しい経験で、今、私は紅白歌合戦(の音楽)にノルことになるだろうと思っている。もしかすると、2019年の年末にもまたチャンネルを合わせるかもしれない。だがまずは、カリフォルニアの航空運賃がどのくらいになりそうかをまずは確認することにする。

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