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  3. 2019.2.22

Lighter. Enlightened.物を減らして分かったこと

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春がもうすぐやって来る。それは、人によっては、家のありとあらゆる場所を徹底的に掃除する時期を意味する。しかし、春の大掃除は春に限定されない。私は1年をかけて少しずつより集中的でない掃除をする方が好きだ。

掃除が好きではないが、そのプロセスの役に立つのは掃除するものを少なくしておくことだ。昨年末にパートナーと私は、30日間ミニマリズムゲーム―「The Minimalists」というブロガーたちが広めたチャレンジ―をやって、家にある物を減らすことに決めた。月の最初の日に、1つ物を捨てる。月の2日目に、2つの物を捨てる。3日目には3つの物を捨てる、といったものだ。このチャレンジは丸ひと月やることになっていて、これで最大496品を最終的に捨てることができる―あるいは、途中で1人が諦めれば、もう片方にレストランでの夕食といったご褒美のお金を払う。―私たちは休暇に入るところだったので、20日間このチャレンジをしてみることに決めた。

最初の日は簡単だった。カップを1つ捨てたと思う。2日目もそれほど悪くなかった。日がたつにつれて難しくなるだろうと私たちは思っていた。ところが、私たちはだんだん決断力が高まってきた。とてもたまにしか使われていない、それほど良くはないコーヒーメーカー―壊れてくれたらいいと私はひそかに思っていた―は、不燃ごみのゴミ箱へ躊躇なく入った。いつもはためらいの声を上げていた品物は、すぐに捨てられた。買ったものの一度も着たことはなく、それでもいつか着るかもしれないと思って手放さずにいた衣類は、リサイクル箱に住処を見つけた。うれしいことに、私たちは20本以上のワイヤーハンガーに別れを告げた。ワイヤーハンガーについては何か悲しくつまらないものがある。

壊れた電化製品と、使っていないヒーター、買ったことを後悔したものたちが、私たちの家の隅を埋め始めた。私たちの両方とも、お互いのものだと思っていたカビの生えたスーツケースが戸棚から発掘された。恐る恐る開けてみると、パートナーの母親の持ち物が入っていたことが分かった。このスーツケースと、その中身は、私たちの毎日のノルマをこなすのに役立った。20日後に、私たちは合計で210品目を捨てた。この20日間、ここ神戸のとても厳しいゴミ捨てとリサイクルのルールについてもさらに学んだ。

こんなにたくさんの物を捨てることは、掃除をするものを減らす練習以上のものであったことが分かった。ミニマリズムゲームによって、家の中に何を持ち込まないかだけでなく、私たちの暮らしに何を持ち込むかについて、もっと慎重に考えるようにもなった。私たちは、少し明るく、少し啓発された新年を始めた。新しい月が近づいているときに、このチャレンジを試しにやってみてはどうだろうか?

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