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  3. 2019.3.15

Drinking from the tap水道水を飲むこと

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あなたは飲み水をどこで得るだろうか?

水道から直接飲むだろうか、それとも飲む前に水道水を煮沸したり浄水器にかけたりするだろうか? あるいは、もしかすると、ボトル入りの水しか飲まない?

シンガポールでは、大学生4人のグループが、ボトル入りの水ではなく、水道水を飲むように薦めるキャンペーンを始めた。「Drink Wise, Drink Tap(賢く飲もう、水道水を飲もう)」と題されたこのキャンペーンは、長期的にプラスチックごみを減らすことを目的にしている。

私はいつも、水道水から直接水を飲むのは便利だと思ってきた。それに、シンガポールの水道水を飲むことに不快感を覚えたことはない。しかし、母はこのことについて私をたしなめる。シンガポールの水道水は安全に飲むことができるが、母はまずは煮沸した方が「より安全になる」と思っていた。

京都府の田舎に住んでいたころ、何人かの友人は家では水道水を飲むが、京都市にいるときは水道水が「きれい」でない、あるいは「甘く」ない味がするので飲まないと教えてくれた。

友人の何人かは、ボトル入りの水の方がおいしいので水道水を控えている。しかし、おいしいとしても、高額な値札と環境面の代償を考えると、それを正当化できるとは思えない。

2017年6月の『ガーディアン』の記事によると、「世界中で1分間に100万本のペットボトルが買われており、その数は2021年までにさらに20%増加し、気候変動と同じくらい深刻になると予測する活動家もいる環境危機をもたらす」という。

2016年には4800億本のペットボトルが世界中で販売された。つなげて並べると、太陽までの距離の半分以上の長さになる。より多くの人々に水道水を飲むよう説得するため、シンガポールの「Drink Wise, Drink Tap」キャンペーンは、地域のイベントで区別する情報がない状態での味比べ実験を実施した。巨大なメイソンジャーにボトル入りの水を入れ、全く同じジャーに近くの公共トイレの水道から直接くんだ水を入れた。

200人の人々がその水を試飲した。ほとんどの人がその違いを見分けることができなかった。

正直に言って、トイレの蛇口より、私の家のキッチンの蛇口からグラスに水をくみたいところだ。しかし、ボトル入りの水を買うことと、トイレの蛇口から自分のボトルに水を入れることのどちらかを選ばなければならないとしたら、後者を選ぶだろう。

しかし、シンガポールは、水道から安全に水を飲むことができるアジアで唯一の場所ではない。日本でも香港でもブルネイ、韓国でも水道から安全に水を飲むことができる。台湾では、水道水は煮沸した後で飲むことができる。他の場所では、ボトル入りの水を買うだけにした方が安全かもしれない。

水道水が安全に飲めるのなら、区別する情報がない状態での味比べを自分でやってみてはどうだろうか?水道水はボトル入りの水と同じ味がするだろうか?トイレのシンクの蛇口から出た水と、キッチンの蛇口から出た水とでは違いがあるだろうか?

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