1. ホーム
  2. 記事全訳
  3. 2019.4.5

The ‘how’how の大切さ

このページを印刷する

食事がおいしいと評判のレストランに行ったのに、接客で食事が台無しになった経験はあるだろうか?これは、神戸の寿司屋で私に起こったことだ。注文の取り違えはランチタイムの混雑時間中だったので許せるにしても、私たちのところに接客に来た係のうちの1人―ベテランのスタッフのようだった―が私たちにとった態度のせいで、もう二度と来たくないと思った。

これは、何をするかと、それをどのようにするかは、同じくらい重要だということを示す一例だ。レストランでは、食べ物と飲み物が「何を」にあたり、接客は「どのように」にあたる。これらのバランスを取る重要性は、特に言語学習にも当てはまる。私の生徒たちはよく、「何」に目を向けている。生徒たちの多くは、完璧に文法的に正しい文章を使うことが、仕事相手とコミュニケーションを取り、好印象を与える最善の方法だと考えている。しかし、英語話者の多くにとって、特に仕事の場では、関係を築くこととなると、どのように話すかが重要な要素だ。私の友人はかつて、TOEICのスコアが満点で、英会話が完璧な日本人の同僚と働いたことがある。残念ながら、その日本人の同僚はロボットのようなイントネーションのせいで不誠実に聞こえてしまい、誰も彼との会話を楽しんでいなかった。

イントネーションは、「どのように」の重要な部分の1つだ。ここで1つ課題だ:あなたは「Really(本当に)?」と何通りの言い方で言うことができるだろうか?それは全て同じ意味になるだろうか?

私は最近、自分が「Really?」を4通りで発話したものを録音して、生徒たちに、4つの意味のどれにその録音が対応しているかを結び付けてみるように聞いてみた。「私は良い意味で驚いている―これはいいニュースだ!」「私はショックを受けている―これは悪いニュースだ!」「私は退屈していて、興味を持っていない」「私はあなたが冗談を言っていると思っている―あなたを信じていない」。1つ目の録音で、私の声は抑揚がなく、関心がないことを暗に示していた。私の生徒たちは全員、それは私がショックを受けているように聞こえると思った。

こうした違いに気がついて、再現できるようになるのが重要だ。もし、友人があなたに「ちょっと聞いて、妊娠しているの!」と興奮気味に言ってきたときに、あなたが「Really?」と無関心な感じで言ったら、それはかなり相手の気持ちを傷つけてしまうだろう。直接会っていたら、もちろん、表情が肯定的な意味合いを伝える役に立つかもしれない。しかし、あなたが言うことと、どのようにそれを言うかは一致している方が良いものだ。一貫性は信用と信頼性を意味するのだから。寿司屋での私たちの接客係の場合は、無理に作った笑顔と、私たちが使った「2」を表す日本語―「2個」か「2つ」か―を正すことにこだわっていたのと合わさって、彼がひどく見下しているような印象を与えただけだった。

その寿司屋の料理はたぶんおいしかったが、私たちが受けた失礼な接客は私たちの口の中に嫌な味を残した。だから、あなたの口に入るもの、あるいは、口から出てくるものに関しては、あなたが伝えたいことをどのように伝えるかにも注意を払おう。それは、あなたのところへ人がずっと戻ってくるようにする方法だ。

英文記事を見る

全訳トップへ戻る

広告の掲載について 詳しくはこちら

定期購読申込み定期購読申込み無料試読申込み無料試読申込み

Alpha Online ログイン

初回ログインの手順はこちらをご確認ください。

ID(メールアドレス)・PWをお持ちの方
※Fujisanマガジンサービスでご契約の方もこちらから

メールアドレス
パスワード

パスワードをお忘れですか?

Alpha Passコードをお持ちの方
※新聞販売店等でご購読・ご購入の方はこちらから

※初回ご利用の際には、Fujisanマガジンサービスにて、メルマガ会員へのご登録が必要です。

Alpha Passコード

メールアドレス・パスワードの入力も必要です。

メルマガ会員へのご登録
※新聞を購読していなくても登録できます

メルマガ会員になると、毎週の見どころを紹介するメルマガが届くほか、Alpha Onlineの英文記事を月5本までお読みいただけます。

メルマガ会員登録

※Fujisanマガジンサービスの提携サイトにてご登録となります

閉じる

定期購読申込み無料試読申込み

定期購読申込み無料試読申込み