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  3. 2019.5.10

Mother’s Days母の日

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Mother。Mummy。Mum。Mom。Ma。Mama。どんなふうに呼んでも、つづっても、彼女はあなたの存在にとって極めて重要な女性であり、現在のあなたを形成する上で―おそらく大きな―役割を果たした女性だ。

さまざまな言語や方言に、誰かの母親について悪口を言ってその人を侮辱する言い方がある。誰かの人生において力の大きい人物を悪く言うことは、人を怒らせる1つの方法なのだろうと推測する。私の経験では、母は悪く言いがたい人だ。私の母は、私が必要なときに必ず誤りを正してくれる。

9歳か10歳の誕生日の計画をしていたときに、母に態度の悪さを指摘された記憶がある。私は、友人と電話で「pass the parcel(小包みを回そう)」というゲームの詳細を話し合っていた。このゲームでは、参加者は輪になって座り、音楽が流れる中で、何層にも紙で包まれた大きな小包みを回していく。音楽が止まったときに小包みを持っている人は、1枚の紙をはがして、次の層に書かれたアクションをする。「牛のようにモーと鳴く」みたいなばからしいアクションが一般的だ。友人と私は、「ダニエルのまねをする」というアクションを思い付き、ダニエルのまねをしながら二人とも笑った。私の母はキッチンにいて、私側の会話が聞こえていた。電話を切ると、母は「ダニエルって誰?」と聞いた。ダニエルは身体の大きなクラスメートで、机から繰り返し飛び降りて教室に地震を起こすふりをするのだと説明した。「それは少しひどいと思わない?」と母は言い、私たちがその子をばかにしていると指摘した。「うーん、でも彼は来ないし」と私は言い訳がましく言って、自分の部屋に行った。

心の中ではしかし、自分が世界で最悪な人間のような感じがした。確かにひどいことだと気づいた。他の人たちがダニエル(実名ではない)と彼の体重のことをからかっていたのは知っていた。私は彼と友だちではないが、彼はいい人だった。「ダニエルのまねをする」をアクションのリストから消した。

母からのこの1つの質問は、それ以来、頭から離れなかった。これは、もっと多くの人に―特に権力を持つ立場にいる人々に―誰かをこき下ろすことをしたり、言ったりする前に使ってほしい教訓だ。

世界中の国々が、1年のうちの1日を、人々に母親をたたえることを思い出させる日に割り当てている。しかし、私たちは毎日こうすべきだと思う。あなたがもっとよい人間になれるように母親が教えてくれたことを1つ思い出すだけでもいい。さあ、まわりの人にそれを応用して、あなたの母親をたたえよう。毎日が母の日になりうるのだから。

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