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  3. 2019.5.24

Overtime: Yay or nay?残業に賛成、反対?

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「今日は定時に帰ります」。

職場でこう言ったことはあるだろうか? 私はないと認めざるを得ない。

新聞のジャーナリストとして、私の就業時間は柔軟で、希望すれば在宅勤務をする自由がある。私の上司は、状況に応じてスケジュールを調整できた方が私たちがよく働くことを理解している。予定通りに仕事を納め、必要な会議に出席している限り、何時にオフィスに来ようが、帰ろうが気にしない。

病院で働いていたとき、私の同僚も残業をする義務感を全く感じていなかった。誰かが残業しているときはあったが、残業をしなければというプレッシャーは絶対になかった。実際、私たちはよく、良いワークライフバランスを取って、十分な休息を取るように勧められていた。

もちろん、シンガポールの全ての職場がそんなふうではないということは分かっている。事実、昨年12月に発表されたチャンネルニュースアジアの報道によると、シンガポールの労働者の週の労働時間は2015年に、世界の先進国の中で2番目に長く、合計で45.6時間を記録し、その前にいるのは50.1時間の香港の労働者だけだった。

正直に言うと、日本で働くことについて私が聞いてきたことを基に考えると、シンガポールの順位が日本よりも上だとは驚いた。TBSの番組『わたし、定時で帰ります(英訳:残業はしません、以上!)』を見たとき、シンガポールと日本の企業文化がいかに異なるかということも気付かされた。

このドラマシリーズでは、吉高由里子が演じる東山結衣はいつも定時で仕事を切り上げる効率的な社員だ。年次休暇も必ず全て取得する。しかし、彼女の同僚の全員がこれを良しと思っているわけではない。

シンガポールや他の国のオフィスの中には、こういうところもきっとあるだろう。何人かの人にとっては、定時で帰ることは、仕事に全力を尽くす気がないことを示唆するのかもしれない。しかし、そういう態度は健全ではないだろうか? 私たちは仕事の業績に基づいて評価されるべきであって、どれだけ長い時間オフィスにいるかで評価されるべきではない。指定の時間内に仕事を完了できるなら、それは能力の証明ではないだろうか?

関連した話では、年次休暇を全て取得することも否定的に見られるべきではない。それは単に、全ての労働者に法律で権利が与えられているものでしかない。さらに重要なことに、十分な休息は身体の健康にも心の健康にも必須である。私たちは、休暇を取って家族や友人と過ごすための時間も確保するすべきだ。

仕事と休暇の良いバランスを取るのは簡単ではない。仕事と愛する人たちに対しての両方に責任を全うするのも簡単ではない。結局、私たちはみんな、このジレンマに対してそれぞれ違うアプローチを取っているのかもしれない。重要なのは、私たちの選択に意識的になり、私たちの決断に伴うことを明確に理解して受け入れることだと思う。

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