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  3. 2019.9.6

How fashion killed birds流行の犠牲になった鳥たち

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フロリダに住んでいると、驚きと――そして素晴らしい野生の生き物たちに!――あふれている。オーデュボンのコークスクリュー・スワンプ自然保護区が私の家からほんの数マイル離れた場所にあると最近発見して、とてもわくわくした。

エバーグレーズの沼地の真ん中にあるこの野生動物保護区には、沼地の上に高く作られた2マイル半(4キロ)の曲がりくねった道があり、湿地と湿地帯の上と、松の木と樹齢の高いイトスギの間を通っている。コークスクリュー自然保護区は、何百頭ものワニ、シカ、カワウソ、カメ、さまざまな渉禽類(ツルやサギなど長い脚で水辺を歩き回って餌をとる鳥)、他のさまざまな種類の南国の鳥たちのすみかだ――写真家にとって夢のような場所だ!

野生生物のこの素晴らしい隠れ家は、美しい鳥たちが羽根を使う目的でほぼ絶滅に近づくまで大量虐殺された暗い歴史がなければ、おそらく現在存在していなかっただろう。

アメリカの女優のリリアン・ラッセルやその他有名な女性数千人が、19世紀後半から20世紀始めにかけて、カラフルな羽と羽飾りをたくさん付けた装飾的な帽子を求めた。ファッション業界はこの需要を満たすため、年間最大500万羽の鳥を殺した。渉禽類は最も珍しい羽を持つので、フロリダ南部では、ユキコサギ、シロトキ、オオアオサギのコロニー全体が帽子のために定期的に破壊された。

羽は1オンス30ドルもの高値で売れ、当時の金の価値の2倍以上だった。

しかし、懸念した市民たちが団結して鳥を守るために政府からの支援を得ようとし始めた。沼地の鳥たちを守ろうと警備員を雇ったが、それは危険な仕事で、3人の警備員が勤務中に殺害された。行方不明になって、消息を絶った人もいた。

環境保護活動家たちが結集し出し、やがて、帽子を買っていた上流階級の女性たちは理解した。ニューヨークとボストンの影響力のある女性数百人が、鳥を殺すのを止めさせる活動に参加した。しかし、多くの他の女性たちが羽を諦めるのを拒み、その苦労は大きかった。

1903年と1908年に、国内の幾つかの地域で鳥を保護する法が可決された。

圧力は高まり続け、最終的に1918年に、渡り鳥を傷つけたり、販売したり、運んだりすることを犯罪とする連邦法が可決した。これにより、鳥と羽の帽子をめぐる狂騒が終結した。

年月を経て、その連邦法は風力タービンと携帯電話のアンテナ塔からも鳥を保護するように拡大強化された。

しかし、鳥たちはまだ危険を脱したわけではない。かつてフロリダの湿地に生息していた250万羽の渉禽類のうち、約10万羽しか残っていない。

現在、浅い湿地が失われていることが、こうした鳥たちの最大の脅威になっている。野生の生物の生息地を奪う人の数が増えるにつれて、多くの鳥と動物たちが危険にさらされている。私は、少なくともその一部を守る自然保護区がここフロリダにあってとてもうれしい。

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