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  3. 2019.11.8

Wouldn’t it be nice to …?素敵じゃない?

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毎年秋になると、私の近所の人たちはきっと、ゴムがねじれる音、ののしり声、時おりのポンという音、そしてその後にさらに続くののしり声を耳にしている。毎年この時期は、関西レインボーフェスティバルに向け、私が風船を持ち出して、風船で動物などを作る練習を始める時期だ。

この祭りは日本のLGBTQコミュニティを称えるもので、私は毎年、日本にいる英語話者に相談サービスを提供している非営利団体Tellでボランティアをしている。数年前、私たちのブースに人を呼び寄せる方法を考えていて、あるアイデアが浮かんだ:「バルーンアートをして資金集めの助けにしたらいいんじゃない?」それで私はバルーンアートがうまい仕事仲間に、助言を求めた。彼はもっと踏み込んで、昼休みに練習を手伝ってくれて、風船をねじるのは怖くないのだと私に分からせようとしてくれた。最初は、かなり怖かった。特に、顔の前でしょっちゅう破裂する安い風船を使っていたからだ。目を半開きにして、歯を食いしばって、ののしり言葉をたくさん言いながら、私は練習し、破裂させながら上達し、犬やハート、花を作れるようになった。

しかし、この祭りには特別な風船が必要だと感じた。私はまたこう思い始めた:「ユニコーンのバルーンを作ったらいいんじゃない?」少しインターネットで調べた後、バルーンアートで基本的には何でも作れることが分かった。一番簡単そうなユニコーンのバルーンが見つけるまで、動画を探した。安い風船はあまりにも不安になるので、少し多くお金を払ってより高品質の風船を買うことに決めた。それらはほとんど破裂せず、私の自信も、言うなれば、膨らんだ。

バルーンアートからは多くのことを学んだ。何か新しいものを作ろうとする前は、いつも絶対に不可能に思える。しかし、重要なことは、その完成に向けたただ小さな1歩を踏んでいくだけだ。また1歩。そしてまた1歩。いつのまにか、不可能なことが実際に可能になる。

形を変えた不格好な試みをたくさん重ねた後、私はいつしか、ユニコーンのバルーンを作ることができるようになっていた。私はそれを「バルーン・ユニコーン」と呼ぶのが好きだ。肩の力を抜いて、私が作ったものを誇らしく眺めた――私に素質があるとは知らなかった!

私は今、犬とユニコーン、花、ハートを作れるようになり、一番最近では虹を作れるようになった。しかし、子どもたちの前で作る準備はできていない。風船をねじるのに集中すると少し怒って見える傾向があるからだ。それに、今でもたくさんののしる。今までのところ、前もってバルーンアートを作っておくことにこだわっている。今年は、新しいものを作るのに挑戦しなかったが、来年はレパートリーを拡大しようと考えている。・・・ができたらいいんじゃない?と。

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