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  3. 2019.11.29

Food, glorious food素晴らしき食べ物

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私たちは皆、食べ物を食べる必要がある。

それが伝統的なごちそうだろうと、特別な行事を祝うための豪華な料理だろうと、あるいは、午後の活力を与えるシンプルなサンドイッチだろうと、食べ物はみんなの生活そして全ての国の文化において中心的な部分だ。

「あなたはあなたが食べたものでできている」という表現は、単純な栄養以上のことを示している。食べるのに何を選ぶか、それを誰と一緒に食べるかは、どんな人間であるかを形成する要素として大きな部分を占めている。高級レストランに行くのと、家で料理されたシンプルな食事の心地よさとどちらが好きだろうか?甘いものと、塩気のあるものならどちらが好きだろう?シンプルなものと、スパイシーなものなら?

食べ物を分け合うことは、コミュニティーの基本だ。一緒に食べ物を食べる人々の集団は、社会の基本的な構成要素であり、食べ物を提供する人間は力を持つ立場を担っている。彼らは家族の「breadwinner(稼ぎ手)」であり、「家にベーコンを持ってくる(生活費を稼ぐ)」人物だ。

食べ物を用意することは、最も重要で基本的な家庭の仕事で、自己表現の手段、コミュニケーションの手段にさえなっている。料理する人は、食べ物を安全で適切に調理するという責任と、その能力によって調理がもたらす喜びの両方から、常に重要だ。料理をする人が幸せなら、食事をする人も幸せになるだろう。料理をする人があなたのことを嫌いなら、あなたはどこか別の場所で食事する方がいい。

昨日まで料理人だった人が今では有名シェフになり、料理コンテストはテレビを占領している。

料理は人がマスターできるスキルの中で最も役立つものの1つだ。世界中で移住者はよく、料理を用意する場所で仕事を始め、最終的に祖国の料理を提供するレストランを経営するようになる。

移民のコミュニティーがカナダの食生活に与えた影響について卒業論文も書かれてきた。ドイツのソーセージ、イタリアのピザとパスタ、ウクライナのピエロギ(小麦粉で作った生地にさまざまな具材を詰めた料理)、メキシコのタコス、インドのカレーは、みんなありふれた存在になった。シリアとさらに広い中東地域からの移民の最新の波により、ファラフェルやシャワルマ(肉を鉄串に刺して直火で焼いた料理)の店があちこちに立つようになった。

妻と私が私の故郷のハミルトンへ、結婚式のために20年前に来たとき、人口50万人ほどの市内に寿司屋が2店あった。現在では、ほとんどの食料品店で寿司を買うことができ、寿司屋はコーヒーショップと同じくらいありふれている。

食べ物は、愛情の証明になることも多い。ロマンチックなディナーだけではなく、子どもたちに彼らの好きなサンドイッチをお弁当に作ってあげることなど。あなたのおばあさんは、どれだけあなたを愛しているか伝えて恥ずかしがらせることはなかっただろうが、あなたが来たときにはいつでもあなたが好きな食べ物を作ってくれるだろう。ぶっきらぼうなカナダ人の父は、公衆の面前であなたをハグすることに気まずさを感じるかもしれないが、あなたのバーベキューでのステーキやバーガーの焼き方の好みをばっちり分かっている。

食べることでわれわれは生き続けることができるが、料理をすることは人生を価値あるものにする。

お腹が減っている人は誰かな?

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