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  3. 2020.3.6

To mask or not to mask?マスクをするかしないか

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マスクは多くの国で突如大売れの日用品になった。

12月に中国の武漢で始まった新型コロナウイルスの流行以来、医療用マスクが飛ぶように売れている。

シンガポールでは1月中旬、マスクをストックしておこうと長蛇の列ができた。列の中には、供給が減少している中国にマスクを持って帰りたい旅行客もいた。

マスクの値段は急に高くなり、たちの悪いネット販売業者が元の値段の数倍の値段でマスクを売り始めた。新型ウイルスが原因となっているCOVID19に関する不安の中、マスクの需要は収まる気配はなく、シンガポール政府は各家庭に4枚の医療用マスクを無料で配布すると発表した。このマスクは、医師の診察を受けに外出しなければならないときに使うためのものとされた。当局は、体調が悪くない場合はマスクの使用を控えるようにも勧告した。

複数のニュース報道が、マスクは誤った安堵感を与える可能性があるという政府のメッセージをそのまま繰り返し伝えた。ウイルスにかからないようにするためには、健常者は石けんと水で定期的に手を洗う方が予防に効果的だ。顔を触らないようにとも言われた。

他の国でもマスク不足が起こり、輸出を禁止している国もある。シンガポールのマスクの消費率は、維持できないものと見られている。

政府の忠告にもかかわらず、多くの人々が公共の場でマスクをしている。電車やバスでは、5分の1から4分の1の乗客がマスクをしている。以前は、通勤中に医療用マスクをしている人を見かけるのは週に2、3人見るか見ないかだった。香港にいる友人は、さらに過剰な状況を伝えてくれた:ほとんど全員が公共の場でマスクをしている。マスクをしていなければ、白い目で見られるかもしれない。

いくつかの国では、しかしながら、その反対が現実で、白い目で見られるのはマスクをしている人だ。何がマスクの「標準的な」使用とみなされるかどうかは、流行の深刻さにもよるし、文化的要素にもよる。

2月初めにインドを旅行した友人は外出するときはきちんとマスクをしていた。彼女が驚いたことに、そうしているのは彼女だけだった。たぶん、彼女は中国系なので仕方なく、神経過敏になっていたかもしれないのだが、横目で見られているのを感じたという。

この原稿を書いている時点では、新型コロナウイルスの流行はまだ収まっていない。友人たちは、再利用可能な布製マスクと一緒に使うなど、医療用マスクの寿命を延ばす方法について話し合っている。願わくは、流行がまもなくピークとなり、その作戦が効くかどうかを知る必要なく済んでほしい。また、願わくは、こんなに一見簡単なことを当たり前だと思ってはいけないという教訓をわれわれが学ぶ間に、再利用可能な医療用マスクを誰かに発明してほしい。

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