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  3. 2020.4.10

Working from home在宅勤務

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新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のせいで、世界中で多くの人々が在宅勤務を始めた。スタッフの福利厚生や仕事の柔軟性にとって魅力的な選択肢とうたわれていたものが、今や強制的な緊急措置となった。準備ができていようといなかろうと、雇用主と被雇用者はこの件について発言権がほとんどない。

約1ヵ月の間、在宅勤務を余儀なくされ、私はこれまで以上にオフィスが恋しくなっている。

私の新しい就労形態は、新型コロナウイルス感染症の大流行のために生じた。シンガポール政府が公式の疾病発生対応システムの警戒レベルをイエローからオレンジに引き上げた後、私の会社は事業継続計画を導入し、これには必然的に場所を分けての就業が伴った。

私の部署では、それは2チームに分かれることを意味していた。チームAはオフィスを拠点とし、チームBは在宅勤務をする。感染リスクを減らすために、他のチームの同僚とは就業時間以外も含め会ってはならないこととされた。

私のチーム内では、その多くが必要に応じて在宅勤務をする自由があった。そのため、在宅勤務は私たちにとって全く新しいものというわけではない。今回違っているのは、そして難しいのは、いつものオフィスへ入ることが許されないということだ。

特定の機器やソフトウェアが使えないだけでなく、最もなくて寂しいのは、仲間意識だ。同僚に携帯電話でメールを送ることはできるし、必要があればビデオ会議もできても、単純に他のものと置き換えられないものもある。

例えばパントリーでばったり会ったときの同僚との雑談。近くにいる人たちとのアイデアのキャッチボール。ランチを一緒にしながらのストレス解消や、喜びと心配事の共有など。こうしたことを全て、これまで当たり前だと思っていた。

同僚の何人かにとって、在宅勤務は他の面で厄介になることもあった。リモートデスクトップソフトウェアを使うという選択肢がないため、ノートパソコンを支給されなかった人たちは、武骨なデスクトップ型コンピューターを苦労して運ばなければならなかった。それに誰もが快適さや効率の良さが考慮された作業スペースを持っているわけではない。友人の1人は、小さなコーヒーテーブルにデスクトップPCを設置しなければならなかった。さらに悪いことに、彼女の近所の人が家の改修を始めた。ノイズキャンセル機能付きのイヤホンを付けても、打ち付けたりたたいたりするような音は、アパートの部屋を隔てる壁越しに響き渡ってくる。

今のところ、場所を分けての就業がいつまで続くのか誰も分からない。他方、私たちはこの新たな標準に慣れてきたようだ。「在宅チーム」にいる私たちの何人かは、時々、会ってランチしている。私は業務で外出を続けられるのも運が良かった。よく写真家と一緒に出掛けられるので、完全に孤立はしていない。在宅勤務をしたいときだけできる自由と柔軟性を享受できる状態にすぐに戻れることを願っている。

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