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  3. 2020.7.10

A new kind of vacation新しいバケーション

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2020年の半分が過ぎた。言うまでもなく、ここまでは大変な6ヵ月となり、残りの半年は、悪いニュースよりも良いニュースがたくさんあるように願うしかない。

3年近く日本に住んでいるにもかかわらず、私は本州以外の主な島にまだ行ったことがないので、今年の目標の1つはこの国をもっと見てみることだった。四国と沖縄が私の行ってみたい場所リストのトップに入っていた。

ご想像通り、その目標達成に向けた歩みは出鼻をくじかれた。

新型コロナウイルスのせいで、私は目標を大幅に縮小せざるをえなくなり、代わりに近隣をもっと多く訪れてみている。

ウイルスの流行でテレワークを余儀なくされる前は、会社までの毎日の通勤で自然と駅までの行き帰りのいつもの道を通ることになっていた。それにより周囲の環境の見方がとても狭くなっていた。

ときどき、週末に思い切って新しいエリアへ行ってみると、よく興味深い近隣の店や面白い公園を見つけたりした。家からわずか数ブロックしか離れていない新しいエリアで迷って、帰り道を見つけるためにグーグルマップを確認しなければならなくなることもあった。

そこで、自分の近所の地域の良さを理解し、外出自粛中に大いに必要な運動をするという目標で、妻と私は近隣や少し遠くまで長い散歩をすることにした。日本国内の旅行は推奨されず、海外旅行はほとんど不可能とあって、私たちはこの散歩を「ミニ・バケーション」として扱うことにした。本物の旅行のような感覚を出すために、私たちは旅行者のふりをすることにした。

最初の目的地は埼玉県川口市だった。

私たちはパスポートを持って、おかしな写真―私たちが埼玉県への県境を越える数多くの写真を含め―を撮り、埼玉県のコンビニの唐揚げが私たちの住んでいる場所の唐揚げとそっくりの味がするとコメントした。

旅行の終わりには、私たちは疲れ切って、少し日焼けもして、昼寝したくなっていた。まさしく本物の休暇のようだ!

数週間後、私たちは葛飾区と広大で素敵な水元公園へ行ってみることにした。その旅では、私たちは区の境界線をまたいで喜び、小さな家族経営のお店で作られた団子を味わい、その午後の間だけ日常の厄介事を忘れた。次の休みに葛飾区へ行こうか考えている人がいたら、かなりお薦めしたい!

こうした小旅行は私に、大掛かりで大金のかかる異国情緒のある場所への旅行だけが、旅行熱を満足させる唯一の方法というわけではないことを教えてくれた。時には、歩きやすい靴と開かれた感性さえあればいいということもある。

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