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  3. 2020.9.25

My sports dietスポーツダイエット

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思い出せる限り、スポーツは私の暮らしの中で非常に大きな部分を占めてきた。

最も早い時期の2つの記憶は、父とモントリオール・エクスポズを見に野球場へ行ったことと、春の兆し―雪が溶けてすぐに―の中で、気温はぎりぎり氷点を上回る程度だったというのに、モントリオールの自宅の近くの公園で野球をしたことだ。

文字の読み方が本当に分かるようになる前でも、私は新聞でリーグの順位表と点数のチェックの仕方を知っていた。スポーツへの情熱は成長するにつれて大きくなるばかりで、大好きなアイスホッケーチーム「モントリオール・カナディアンズ」を見るのにどれほど時間費やしたかを考えるとぞっとする。

今年初め、スポーツの世界は、新型コロナウイルスのパンデミックのせいで突然中止された。わずか数日のうちに、テニスのトーナメントは中止され、ホッケーのシーズンは中断され、日本でも北アメリカでも野球の開幕日が遅れた。
このことは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によってもたらされた惨状に比べれば大した問題ではなかったとしても、熱狂的なスポーツファンにとって、悪いニュースだった。

しかし、それから、いつもと違うことが起こった。

私はソファに座って阪神タイガースの試合を観るかわりに、夕方に長い散歩に出掛けて過ごすようになった。週末の午後には、妻とパズルをしたり、チェスやテレビゲームなど、最近は忘れていた子どもの頃の趣味を再発見したりした。こんなふうに余分な時間ができたのはそれほど悪いことではない。

間もなく私は、いつどのようにスポーツリーグが再開する可能性があるかどうかについての記事をもう読まなくなった。再開の日付が発表になったときは、私は興奮したが、それもほんのちょっとだけだった。

正直に言って、私は他の趣味をして過ごすのを楽しんでいたし、ようやくテレビでスポーツ以外の番組が見られるようになって妻がうれしがっていたのが分かっている!

もちろん、スポーツは1つずつ最終的には戻ってきた。

私はすぐにソファのおなじみの位置に戻ったが、今は少し違う。今でも定期的に好きなチームの試合を観るし、熱意も以前と変わらないが、他のチームが関わる試合を見たいという衝動はもう感じなくなった。好きなチームが試合に出ているときでさえ、散歩に出掛けたり、何か勉強したりしてから、試合の後半のためにテレビのチャンネルを合わせることもある。全く試合を観なかったときもあった。

これからも熱心なスポーツファンであり続ける自信があるが、今年は好きなスポーツにかつてほど執着していないと気がついた。その趣味に費やしてきた全ての時間をかんがみると、それは間違いなく良いことだ!

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