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  3. 2020.11.13

Colorado burns燃えるコロラド

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今日私は家が燃えているのではないかと思って起きた。燃えるような臭いが強く、心配になるほどだった。でも、私の家は無事だった。

朝の犬の散歩に出掛けると、煙が充満した世界に遭遇した。よどんだ茶色の雲がコロラドの大空を覆い、圧倒されるような臭いがした。マスクがあるので安心できた。目がちくちくして、私の犬までも屋内に戻りたがった。

この西部の州の森林に覆われた地域は歴史的に季節要因による山火事が起きるのは事実だが、その頻度と期間はひどく増加していることを記録が示している。今まさにコロラドでは大きな火事が7件あり、キャメロン・ピークの火事は、私の住む街フォート・コリンズからわずか15マイル(24キロ)のところで燃えている。

私たちの西にある山々では、この火事は20万エーカー近くに拡大し、コロラド州史上最大の山火事となり、56%しか封じ込めることができていない。8月に始まったこの火事に関連したけがや死亡はない。今年コロラド州で発生したもっと規模の小さい火事で、7人が亡くなり、無数の野生動物と牛が死んだ。

山麓の丘の住民には強制避難命令が出されたが、これまでのところ、市自体は危険にさらされているとはみなされていない。風向きの変化と倒された電線や木々のせいで、ラリマー郡の職員は、火事がさらに封じ込められるまで、どの住宅もしくは建物が破壊されたか報告できない。火事の原因は調査中だ。

西海岸はさらに爆発的な山火事に見舞われてきた。カリフォルニア州では13件の山火事と戦い、400万エーカー以上が焼け、9,000軒の住宅と建造物が破壊され、31人が亡くなった。オレゴン州でも人命と住宅が失われている。9人が死亡し、4,000軒以上の住宅が破壊され、100万エーカー以上が焼けた。

雷が原因の火事には生態学的に健全で、注意深い監視の下で燃やせるものもある。しかし、気候変動に伴い、不自然な火事―自然またはキャンプ客が原因のもの、もしくは不注意にポイ捨てされたタバコさえも原因になる―が増えている。全国の消防士は資金不足になっている。われわれの政府は、このような災害によって必要となる国家資源を支援していない。ドナルド・トランプ大統領は、州は連邦政府に助けを求めずに「森をならして」自分たちの土地を管理した方がいいと、堂々と宣言している。今年、山火事と戦うための費用は25億ドル(2600億円)を超えた。森林局は、山火事シーズンが今では30年前よりも60~80日長く続き、さらに広大な地域を燃やしていると報告している。

ハリケーン、洪水、干ばつが増える中、アメリカ人はついに気候変動は現実のものであり、でっちあげではないと認識しつつある。しかし、トランプ大統領は反対の見方をしていて、われわれを気候変動に関するパリ議定書から離脱させた。私たちの唯一の望みは、必要とされる新しいリーダーシップが11月の選挙で生み出されることだ。あなたが本稿を読む頃には、もしかすると分かるかもしれない。

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