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  3. 2021.1.1

Good riddance 20202020年を厄介払い

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腎臓結石か強い台風かのように、2020年がようやく過ぎ去った。

この悲惨で死を招く年の後には、変化があるだろう。予測可能なものもあれば、むしろ驚くようなものもあるだろう。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、世界中で170万人以上が死亡し、最近の感染者数の急増はさらなる死を引き起こすだろう。ワクチンがウイルスを遅らせ、2021年後半には最終的に止めると予想されているが、その影響は今後何年も社会に波及するだろう。

生活は、特に中流階級には、より家庭中心になった。多くのオフィスワーカーは今、キッチンのテーブルで仕事をしている。あらゆる課程の学生たちはインターネットを通じて授業に出ている。人々が動画ストリーミングサービス、食材セットの宅配サービス、テイクアウトの食事の配達、インターネット通販を利用するようになり、映画館、レストラン、小売店は苦労している。食料品店チェーンでさえ、オンラインショッピングと宅配サービスへのトレンドが見られる。航空会社やホテルといった旅行や観光業界では、かつてと同じ業務レベルに戻ることはないかもしれない。

パンデミックが終わったら、私たちはまた劇場やコンサートホール、スポーツスタジアム、パブ、飲食店に戻ることができるかもしれないが、物事がまた1年前と同じように行くと期待してはいけない。人々はまた外出して他者と交流したいと望んではいるが、私たちは自分のソファの上で過ごすのに慣れてしまった。多くの人々はパンデミックが終わったずっと後になっても、人混みは避けるだろう。

こうしたことの全てが、特に、店の販売員やレストランの給仕係、清掃員といった低賃金の仕事に就いている人々に、深刻な経済的な影響をもたらす可能性がある。カナダでは、このことが、最低所得保障制度の導入について真剣な議論を巻き起こしている。

ファッションやホームデザインといったことでさえも影響を受けるだろう。服装はフォーマルではなくなり、もっと着心地のよいものになるだろう。家でパジャマを着てでも仕事ができるときに、誰がスーツとネクタイを身につけるだろうか? 家族全員が1つの大きな部屋に暮らすのではなく、自分のプライベートな空間を誰もが求めるようになり、ここ数年とても人気のある開放的なコンセプトのホームデザインスタイルは消え失せるだろう―10代の子どもがソファのもう片側で電話をしているときに、ビデオ会議をするのは難しい。

政治面では、パンデミックに対する不手際な対応により、アメリカの有権者の大多数は、愛国心をあおることと混沌、陰謀論は現実主義と責任あるリーダーシップに代わるものではなかったと判断し、そのため数週間以内に新しい大統領に代わることとなる。もちろん、ジョー・バイデン氏への反発はさらなる極右化と二極化の進んだ政治につながるだろう―世界中で繰り広げられているパターンの一部だ。

今のところは、しかし、私は楽観的だ。2020年は厳しく、回復はゆっくりだが、2021年はよりよい1年になるだろう。

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