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  3. 2021.4.9

When Dad stays home父親が家にいると

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あなたの家族の中で稼ぎ手は誰だろうか? 夫だろうか、それとも妻だろうか? もしかしたら女性がお金を稼ぎ、男性が子どもたちの世話をしている家庭のことを聞いたことがあるかもしれない。

このような組み合わせはシンガポールでは全く耳にしないわけではないが、それでもまだ驚く人もいる。しかし、私は最近、家にいる父親(私たちはそういう人たちをSAHDと呼ぶ)であるケビンに会った。彼はこのことを何も特別なことではないと感じている。

午前3時から午後4時まで屋台で働く彼の妻が第1子を出産したとき、彼らは子どもを保育施設に送るよりも、彼が育児を主軸となって担当する人になる方が理にかなっていると判断した。

「妻と私は、生後数ヵ月の間、特に子どもが歩いたりコミュニケーションを取ったりすることができるようになる前は、親と過ごした方が幸せだと感じました。幼児はたくさんの世話と配慮を必要とします。彼らは扱いにくいことで有名でもあり、このことは無条件の愛をたくさん必要とするかもしれません。私は当時、ソーシャルメディアマーケティングの分野のフリーランサーとして家で働いていたので、その判断は簡単なものでした」と彼は私に語った。

友人たちや親類がこのことを知ることになったときには、彼らは彼のことを称賛し、尊敬する以外なかった。「彼らの多くが子育ての実体験を持っていて、子育てがどれだけ大変かを知っています」と彼の妻は話した。

しかし、このやり方をしての最初の数年間に、ケビンは、娘の面倒を見ながらフリーランスの業務を受け続けることは難しく、ストレスが多いということに気づいた。自分の時間がほとんどなく、小さな子のニーズに圧倒されて、彼はだんだん不機嫌になり、やがて、うつ病と診断された。

運良く、彼は精神科医の助けを求め、1ヵ月抗うつ剤を飲んだ後、症状は改善した。彼はまた、仕事と娘の世話を両立させようとするのではなく、フルタイムの家にいる父親になることに決めた。

ケビンが冗談を言うように、「略語のSAHDは『sad(悲しい)』みたいに聞こえないですか?」 それでも、主たる育児者としての彼の旅には谷もあれば山もある。

ケビンの妻も、フルタイム勤務の母親としての浮き沈みがある。彼女は唯一の稼ぎ手になるという責任を喜んで担っているが、娘に寝かしつけるのを拒まれると落ち込まずにはいられない。「娘は、父親と一緒に長く過ごしているので、父親との方がずっと親密です」と彼女は私に話した。

2人目の娘が生まれた後、2人は母と子の関係を育むために気をつけた。彼らは週末に子どもたちが寝た後、質の良い夫婦の時間を過ごすためにも努力している。

ケビンの妻は自分の哲学をこのようにまとめた:「親はジェンダー規範を捨て去り、子どもたちから求められている役割が何であっても全うするべきです。一所懸命やってみることで十分で、手放すことができると平和がもたらされることが多いです」。

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