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  3. 2021.5.14

Back to the office (again)職場に戻る

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そのニュースは予想外ではなかった。何しろ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染件数がシンガポールでは比較的少ない状態が続いているのだ。

だが、今在宅勤務をしている従業員で職場に戻ることのできる人の数をもっと増やしてもよいと政府が発表したときは、やや非現実的な感じがした。多くの人々がすでに「ニューノーマル」に慣れていた。「旧ノーマル」に戻るのは、取り組まなければならないまた1つの変化で、少なからず不安を掻き立てるものだった。

ザ・ストレーツ・タイムズ紙に委託された調査によると、10人中8人の労働者が、在宅勤務もしくはもっと柔軟な取り決めを好むと回答したという。調査回答者は、職場の安全性が気掛かりだとも回答した。

現在、私たちはまだ職場では飲食時を除いてマスクを付けなければならない。集まりは8人までに制限されていて、一度に職場にいることができるのはスタッフの75%までとされている。幾分かは、これによって職場での感染リスクの軽減に役立つかもしれない。

しかし、一日中マスクをするのは快適ではない。在宅勤務で働いていれば、私たちはマスクをつけないでいる自由と気楽さを享受できる。通勤しなくてもよいため、時間とお金も節約できる。

友人たちに簡単なアンケートをしてみたら、そのほとんどが隔週で、もしくは週に数日、職場に戻り始めているという。職場の方が集中できるからとこれを歓迎する人もいる。家で働くということは、夜遅くまで働くということになる場合も多いので、終業時間がはっきりしている方がいいと言う人もいる。しかし、仕事を持つ親の多くにとっては、在宅勤務によって、1日の計画を立て、業務について考える柔軟性をもっと持つことができる。

1人の友人は、自分が会社に行く準備を整えて、1時間かけて会社に通勤する前に、娘が学校に行く準備をさせるために、また午前5時45分に起きなければならなくなると嘆いていた。彼女は、COVID-19が私たちの暮らしを完全に混乱させる前はこれに慣れていた。しかし、1年以上在宅勤務をしてみると、より望ましくない選択肢に戻ることは難しい。

柔軟な労働の取り決めは、絶対に歓迎される。しかし、メディア報道や複数の友人からのエピソードによると、ほとんどの雇用主は、旧式の働き方に戻すことを好んでいるという。実際に机に座っているところを見ないでみんながやっていることを把握するのは難しいと思っている管理職もいる。これは彼らのスタッフの生産性ではなく、彼らの管理方式について物語っているのではないかと思う。もし、COVID-19が、状況によっては本当に職場を変えることができるということを私たちに示しているのであれば、私たちはこの機会を活用して良い変化が続くようにすべきではないだろうか?

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