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  3. 2021.5.21

Books are knowledge batteries本は知識の源

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私が多くのことをするのにときどき遅れるよくある理由で、このエッセーを担当の編集者に送るのが遅れそうになった。本に夢中になり、時間が経つのを忘れていたのだ。

娯楽のためでも、新聞の編集の仕事でも、常に本を読んでいる。ベッドサイドのテーブルに1冊、リビングに1冊、机に数冊本があり、車にさえも1冊、会う約束の時間まで待たなければならないときに備えて置いている。紙が濡れない方法を見つけ出せたなら、シャワーを浴びながらでも本を読むだろう。

私の家族は、もし家が火事になって彼らが火から逃げていたら、私が顔の前に本を広げて肘掛け椅子に座り「先に行ってて、この章を読み終わったら追いつくから」と言うのが目に浮かぶと言うだろう。

経験は最高の教師だと言われるが、誰かの経験の記録でなければ、本は何だろうか?フィクションでも、ノンフィクションでも、本はエネルギーのようにまとめられて蓄えられた知識の源だ。

自伝や教科書のようなノンフィクションの本は、著者の研究と経験から集められた情報を読者に提供する。新聞記事のように、そうした本は読者に対して、誰、何、どこ、いつ、なぜ、について事実を伝える。

フィクションの作品―小説や短編、漫画も―は、物語を私たちに伝える。著者は世界を作り、その世界を登場人物で満たし、それらの登場人物たちがどのように考え、何を感じ、彼らの取る行動の背景に何があるのかを、私たちに見せる。そうした物語は、私たちに他の人の目からの世界の見方、他の視点で何らかの理解をする方法、自分では経験したことのない物事の想像の仕方を教えてくれる。

幼少期に親が本を読んで聞かせた子どもの方が、読めるようになるのが早く、学校でも成功すると、数多くの研究が示している。

私のお気に入りの作家の1人、スパイダー・ロビンソンは彼の母親が彼を言葉巧みに操って子供の頃に読み方を覚えさせたのだと言っていたことがある。彼の母親は、おとぎ話や漫画などから読み聞かせをして、悪者がヒーローを倒しそうになっているといった物語のクライマックスでハラハラする気持ちがちょうどピークに達するときに、母親は本を置いて、やらなければならない家事があるからと言った。彼は次に何が起こるのか知りたければ、自分でそれを読まなければならなかった。

ファンタジー作品やサイエンス・フィクションの著者であるジョージ・R・R・マーティンはかつて、彼の作品の登場人物の1人の口を使って「切れ味を保つなら、剣に砥石が必要なのと同じように、心には本が必要だ」と書いていた。

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