1. ホーム
  2. 記事全訳
  3. 2021.9.3

Group buys共同購入

このページを印刷する

2週間に1度、友人のオードリーは少なくとも数百個の卵を玄関先に届けてもらう。卵はトレイにきれいに収まり、重さと種類に応じて並べられている。お察しかもしれないが、この全てが彼女の家族の分ではない。注文の品が正確に提供されたことを確認した後、彼女は写真を撮って、テキストメッセージで送る:「卵を取りに来ていただく準備ができました!」。

このメッセージは彼女の住む区画と近隣の数区画のアパートに暮らす近所の人たちあてだ。約70世帯のグループがメッセージアプリ「ワッツアップ」のグループチャットで連絡を取り合っている。彼らは順番で定期共同購入―冷凍食品から焼き立てのパンまであらゆるものの大量購入―のまとめ役を務める。配送コストを分担することで誰もが恩恵を得ている。大量注文での割引が受けられることさえある。

オードリーは、新型コロナウイルスのパンデミックに見舞われたすぐ後に、卵の共同購入のまとめ役を始めた。大変混雑する場合もある市場やスーパーに行くのではなく、彼女は玄関先に卵を届けてくれる販売者に直接卵を注文した。オードリーは近所の人に、彼らの注文も追加してほしいかどうか尋ねると、多くが興味を示した。

オードリーがこれを初めてから1年以上になり、彼女は今では手間のかからない共同購入の独自の手順を開発した。近所の人たちから注文のテキストメッセージをもらい、販売者に発注する前に、彼女がそのデータをスプレッドシートに入力する。配達のときに、彼女は販売者に銀行振込で料金を支払う。近所の人たちは彼女の家の玄関先に卵を取りに来るときに自分たちの分の料金を彼女に送金する。 

オードリーは最初に全員分を立て替えて支払うので、多くの信頼が必要とされる。これまで、注文した分よりも多くの卵を持って行った人は1人もいない。注文したLサイズの卵が見当たらないと言われたことが1度だけあった。グループチャットにさっとメッセージを送ると、問題はすぐに解決した。別の近所の人が息子に卵を取りに行ってもらったら、彼が違う卵を持ってきてしまったのだった。

パンデミックが長引く中、シンガポール中の多くの近隣地区で、このような共同購入がますます一般的になっている。拡散防止措置は、外食が禁止されたときは特に、多くの事業に悪影響をもたらした。宅配を一度も提供したことのなかったとても多くの店や飲食店が共同購入の注文を引き受け始めた。

どの共同購入もわずかに異なっている。共同購入に伴う管理業務にわずかな手数料を請求するまとめ役もいる。しかし、オードリーと彼女の近所の人々は、それを無料で行なっている。「私たちの共同体意識はかなり強く、共同購入は私たちをさらに近づけたの。パンデミックが終わった後も、私たちはこれを定期的に続けていきたいと望んでいるわ」。

英文記事を見る

70周年記念30%OFFキャンペーン

今購読を申し込むと30%OFF+セミナー無料特典付き!

学校・企業向け団体利用ついて 詳しくはこちら

定期購読申込み定期購読申込み無料試読申込み無料試読申込み

Alpha Online ログイン

初回ログインの手順はこちらをご確認ください。

ID・PW・Passコードをお持ちの方

ID(メールアドレス)
パスワード

パスワードをお忘れですか?

Alpha Passコード

※Fujisan以外でご購読の方は初回にメルマガ会員登録を行い、ログイン時にID・パスワード・Passコードの入力が必要です。

Passコードとは?

紙面2面の下部に記載され、毎月更新されます。

メルマガ会員へのご登録
※新聞を購読していなくても登録できます

メルマガ会員になると、毎週の見どころを紹介するメルマガが届くほか、Alpha Onlineの英文記事を月5本までお読みいただけます。

メルマガ会員登録

※Fujisanマガジンサービスの提携サイトにてご登録となります

閉じる

定期購読申込み無料試読申込み

定期購読申込み無料試読申込み