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  3. 2021.9.10

The call of the semi-wildやや野生の魅力

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私はキャンプが大好きだ。

都会から逃れて、自然に囲まれたよりシンプルな生活を楽しむのは良い。

キャンプの魅力の大部分は、基本に立ち返ることだ――木を切り、水を運び、たき火で調理する。仕事やお金、あなたの注目を求めるメディアのことは忘れよう。自分の考えだけと向き合い、邪魔されることなく今に集中し、頭を鎮めることができる。それはほとんど瞑想のようなものだ。

リラックスのレベルは、他の人々と現代文明からどれだけ離れることができるか次第だ。その距離は、あなたのスキルのレベルと、きつい仕事と不快さに耐えられるレベルにかかっている。

20代のとき、友人たちと私はよく、オンタリオ州北部とアルゴンキン公園でカヌーをするキャンプに行ったものだった。車がまだ見えるなら、本当にキャンプをしているのではなく、ただ屋外のホテルに泊まっているだけだと私たちは話していた。

よく1週間の旅行をして、つながった湖で合わせて最大100キロの距離をこいで通ったものだ。湖がこいで通れる沼地でつながっているときもあった。時々は深い泥に入って押し進まなくてはいけない。急流を通る川があるときもある。よく、連水陸路という、いつも上り坂になって見える荒い小道がある。私たちは重いリュックとカヌーを運んで蚊に襲われながらそこを登った。雨の中だとさらにもっと楽しかった。

穏やかな水の上を夕暮れどきに滑らかに渡ったり、鳥の声を聞いたり、岸辺で野生動物を見かけたり、キャンプファイアを囲んで苦労を経てありつくビールを楽しんだりといったごほうびは、大変な苦労のあらゆる部分に見合った価値がある。

私の昔からのキャンプ仲間の1人は、氷点下20度の気温で同じ場所へ長期の冬の旅行にまで出かける。全ての装備をそりに乗せて引きながら、雪の降る人けのない公園を、雪靴を履いて歩き、クロスカントリースキーをして進む。彼は、小さな薪ストーブと煙突のついたとテントを持っていて、よく雪洞を作る。彼は、冬の森は空っぽの教会のようなもので、澄んだ冬の空気の中では空のあらゆる星が見えると言う。 

そのような荒野でのキャンプは、素人や臆病な人には向かない。何かあっても、助けからは遠く離れたところにいる。重要な問いに集中しなければなあrない。「あれはクマだったか?」「間違えたら、殺されるだろうか?」「食料は十分に残っているか?」

今、私は55歳で、まだキャンプが大好きだが、困難や危険を求める気持ちは少なくなった。屋外のホテルに泊まって、他の問いに集中することで満足している。「あれはアライグマだろうか?」「日焼け止めはもっと必要?」「クーラーボックスにビールはまだ残っているか?」

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