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  3. 2021.12.10

On aging老化について

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鏡に映った人物が年を取ってきていることに気づいているだろうか? 変化は徐々に起きることは分かっているが、あるでしょう、目か口の周りにシワ? 髪が少し薄くなってきている? この老化のプロセスは何で、私たちはなぜそうするのだろうか? 私たちは月に飛んでいくことができるのに、なぜ老化と死を遅らせることはできないのだろうか? 科学が何も試していないわけでは決してない! 30歳を超えると、死亡確率が8年ごとに2倍になる。そのことは、老化の「解決策」を見つけるのに十分な理由だ。

話題の議論に驚くだろう。生物学と遺伝学における信じられないほどの科学的進歩にもかかわらず、老化の原因は未だに謎に包まれている。

老化に関する標準的な見方がこれだ:誕生から死へと向かう電車に私たちは乗っている。ときどき、その電車は遅れたり、衝突したりすることがあるが、終点までほぼスケジュールどおりに進む。私たちは、われわれの遺伝的特徴―私たちの荷物―と一緒に電車の旅を始める。電車が進むにつれて、免疫システムが弱り、わたしたちは多くの病気にかかる。身体を良い状態に保っていれば、そうした病気と、より良く戦うことができる。

しかし、他の科学的理論は、老化はプログラムされたものではなく、他の要素の結果であると伝えている。そうした理論の1つは、私たちは、摩耗によって動かなくなる機械のように、身体のパーツを繰り返し使うことで消耗させているというものだ。

他の理論では、身体が休んでいるときに酸素をどれだけ使うかに寿命は基づいているとされる。ハードな生活をしていれば、老化が速くなり、早く死ぬ。

それから、「架橋結合」―分子が互いに結合するときに起こっていること―に着目している理論がある。年を取るにつれて架橋結合した分子が増え、それらの分子が細胞や組織にダメージを与える。

フリーラジカル(活性酸素)の蓄積により、臓器が正常に機能しなくなると考える人もいる。いくつかの酵素がこの蓄積を遅らせることができる。それがなければ、寿命は急速に減少するだろう。

また別の理論は、私たちのDNAが時間を経るにつれて摩耗していくと言う。

老化について解明しようという試みのために多くの方法で実験動物たちが検査されている。ある変わった生き物のハダカデバネズミは、地下で生活し、30年という奇跡的な寿命で、決してがんにならないことで知られている。科学者たちは老化の謎に対する答えを求めてハダカデバネズミを研究している。他の科学者たちは、ただカロリー制限をして食事に栄養素を追加することで実験用のネズミの寿命を数十年間長くしてきた。

しかし、悲しいかな、私たちは実験用のネズミでもハダカデバネズミでもない。私たちは地下で生活することも、永遠の命のための食事制限をすることもない。

誰かが老化の謎を解明するまでは、私たちにできる最善のことは我慢して受け入れることだろうと思う。

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