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  3. 2022.1.21

Humming for good healthハミングの健康効果

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同僚や雇用主たちはよく、私が仕事中に鼻歌を歌っていると言っていた。ときどき、彼らはそれを面白いと思うと言う。新型コロナウイルスのパンデミック中に、一人で家で仕事をしていると、私は本当に鼻歌うたいだと明らかになった! 変わっているが、私は古い歌を鼻歌で歌っている―多くは母の時代の曲だった。私は音痴なので、たぶんこれは代わりのものなのだろう。

このことから私は鼻歌について好奇心が湧いてきたので、鼻歌について調べてみることにした。鼻歌は、思いつきのかすれ音のメロディーをはるかに超えるものであることが分かった。鼻歌は、これまで私が推測していたよりもずっと強く、肉体的にも精神的にも私たちに影響を与える。 鼻歌がストレスを軽減するかもしれないということは論理的に思えるが、鼻歌は実際に、心拍数と血圧を下げ、オキシトシン―ときに「愛情ホルモン」と呼ばれる―のようなとても強力な化学物質を体内に生成する。

音楽、歌うこと、繰り返しの発話と鼻歌、それから一定のビートのドラム、定位置で揺れるという動きは、私たちの身体を心地よくしたり、癒やしたり、身体に良い影響を与えたりすることを科学は認めている。私たちには音楽、リズム、ダンスが生まれつき備わっていると言う人もいるだろう。これらと同じ行動は、統合失調症患者がよく苦しむ不快な幻聴を減らし、彼らの助けになることが示されている。だから、私たちの暮らしにおける音楽的リズムの重要性は些細なことでは決してない。

しかし、ハミングには独自の特殊な効果がある。鼻歌を歌うと、一酸化窒素と呼ばれる気体が鼻の中で増加し、それは副鼻腔炎といった鼻の疾患を治すのに役立ちうる。副鼻腔の健康のために鼻歌を歌おう!

ハミング―あるいはその一種のバージョン―は、瞑想中にも役に立つ。多くの瞑想のエクササイズは、リラックスし、幸福感を高めるために、「オーム」と唱えることを活用する。それが高い精神状態に到達するのに役立つと言う人もいる。「オーム」と唱えることは、呼吸をして音を生み出すハミングの一種だ。たくさんの宗教的な行と瞑想の行で、ハミングに似た詠唱が活用されている。

ところで、私たちはどのようにしてハミングをするようになったのだろうか?

科学者によると、ハミングなどのリズムを伴う行動は数百万年前からある可能性があるという。(穴居生活をしていた)原始人は、動物に会ったときにその動物の音をまねしていた。初期の人類は知らない人に会ったとき、これらの音が自分たちは人間であり、肉食動物ではないことを示すシグナルだったかもしれない。ハミングは危険な環境下において安全を伝える方法だった。ハミングは今でも、全てのことがうまくいっていることを伝えているかもしれない。

他の人が鼻歌を歌っていると気が散ったり、イライラしたりする人がいることも事実だ。それは、耳元で聞こえる蚊の羽音のようなものかもしれない。繰り返されるひっきりなしの「雑音」に、「やめろ!」とか「だまれ!」と言いたくなったことのない人がいるだろうか? もしあなたが鼻歌を不愉快なものと捉える人々の一人なら、ハミングは完全に自然なこと―そして恩恵のある不愉快なもの―だと理解してくれることを願っている。

数小節の鼻歌を歌ってみて、自分で様子を見てみてはどうだろう? かなりいい気分がする!

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