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Journalling

October 18, 2024

最近娘たちに、世界トップクラスのCEOと世界で最も成功している人々のほとんどに、日常的な習慣に関して共通しているものは何かと私は尋ねた。

私はいつも娘たちに食事や運動、睡眠について説教しているので、それらが彼女たちのすぐに出てきた答えだった。他の答えは、瞑想、ポジティブ思考、情熱を追いかけることだった。全部良い答えだが、このとき私は特定の答えを求めていた:ジャーナリングだ。それは私がたくさんのポッドキャストで触れられているのを聞いたことがあるものだった。どんなものかは知っていたが、妻が私にジャーナリングを勧めるまで、どうやって取り組むのか分からなかった。

ジャーナリングは思考の全てを書き留める行為だ―紙の上にでも、デジタルフォーマットでも、どちらでもよい。それは日記ではなく、自分の思考を整理し、その記録を付け、自分自身を説明ができるように保ち、ある目標を達成するための具体的な計画を作り、自分自身と自分の心の中の動機を分析する方法だ―簡単に言えば、自分の内側の声をコントロールするのに役立つ方法だ。

ノートを全く取らずに、もしくは、何も書き留めることなく、試験勉強をしていることを想像してみよう。フォルダーやファイル、見出し、小見出しがなく、ただ頭の中でランダムに漂ってくる情報しかない状態で、その試験の準備をしているのを想像してみよう。うまくいくと思うだろうか?

私たちはみんな、頭の中にこの声を持っていて、それが思考を制御したり、自分のミスや失敗にいて私たちを絶え間なく叱っている。私たちには、人々を助ける計画や、自分自身を改善する計画、目的や目標を達成する計画についてポジティブな考えもある。そのうちのどのくらいが、次に浮かんでくる思考の中で迷子になる、もしくは、一度も実行されずにいるだろうか? きっとそれはかなり高い確率だろうと思う。少なくとも私の場合はそうで、私は比較的冷静で機能的な大人だ。

「でも時間がない」。「どうやって始めればいいのか分からない」。「私はライターじゃないし」。こうしたものは全て言い訳だ。時間を効率よく整理すれば―それは実はジャーナリングが教えてくれるものだが―、最終的にポジティブな変化をもたらす物事をする時間を作ることがいつでもできる。例えば、運動をすることは睡眠の助けになり、そのことはあなたをもっと生産的にし、そのことはあなたに満足感をもたらしてポジティブな循環を作り出す。その反対も事実だ。飲酒のし過ぎは睡眠の質を落とし、パフォーマンスの低下と不健康な食べ物への欲求につながり、胃腸と運動に対するモチベーションに影響を与える―ネガティブなサイクルを形成する。ジャーナリングは日常的に自分自身について説明ができるように保つ方法だ。

まるで専門家のように聞こえるかもしれないが、私は専門家ではない。実は今日が私が人生で初めてジャーナリングをした日だ! そのことで私はこのエッセーを書くことになり、この習慣を毎日継続することについて私は今こうして(公に)誓いを立てている。

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