大雨によって孤立していた、少なくとも314人が5月19日、陸上自衛隊や海上保安庁を含む救助隊の活動により、鹿児島県の屋久島にある山から下りることができた。孤立した人の多くは、そこで一夜を過ごした。
洪水や土砂崩れの影響で前日に道路が通れなくなり、登山者は10台以上の乗用車やバスの中や、山小屋で一夜を過ごさざるを得なかった。何人かは、1時間に120ミリの大雨が降る中、野外で夜を過ごした。
悪天候の影響で、救助活動は5月19日早朝まで開始できなかった。
登山者の数人は、痛みや体調の悪さを訴え、何人かは病院に搬送された。自治体職員によると、その中に重症の人はいなかったという。
屋久島町職員によると、この大雨で登山口近くの道路が陥没したという。
屋久島町役場はまた、島の6,667世帯に避難勧告を出した。