安倍晋三首相に関与する身びいきのスキャンダルの中心にいた学校法人の前理事長とその妻が2月19日、国の補助金5,640万円を小学校の建設のために不正受給したとして有罪判決を受けた。
大阪地方裁判所で森友学園の前理事長、籠池泰典被告(67)はまた、不正に大阪市の補助金を受け取ったとして懲役5年の実刑判決を受けた。彼の妻の諄子被告(63)は、懲役3年、執行猶予5年の判決を受けた。
2人は、国から購入した土地である大阪府豊中市に建設する小学校の建築費用を水増し請求して、2016年の3月から2017年の2月までの間に国からそのお金をだまし取ったとして有罪判決を受けた。
2人はまた、彼らの幼稚園の教員数を水増しすることで、2011年度から2016年度の間に大阪府や大阪市から1憶2,000万円の補助金を不正受給したとして起訴されていた。