新型コロナウイルスのまん延が引き起こしている感染の恐れのため、救急車で運ばれて病院から断られた患者の数は4月に5倍以上に増えたことが、調査で示された。
4月1日から27日までに、息苦しさといった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の典型的な症状のある患者の受け入れを医療機関が4回以上求められた救急外来の件数は、2019年4月の483件と比較して2,705件に急増したと、共同通信の調査が明らかにした。救急搬送のデータは、東京消防庁とその他の都道府県の県庁所在都市31ヵ所の消防署から提供された。