東京都は5月11日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休業してきた中小企業への補償を開始した。
4月16日から5月6日までの間に休業した中小企業への助成金は、1店舗の運営者には50万円、複数店舗の運営者には100万円支給される。
東京都は、助成金の申請受付を4月22日に開始し5月10日までに、早期に受け付けた申請の一部の審査を終えた。
東京都は、締め切りの6月15日までに最大13万件の申し込みを見込んでおり、5月11日までに6万8,000件の申し込みを受けた。
「できるだけ早く(助成金が)申請者の手元に届くようにしたい」と、小池百合子東京都知事は都庁で報道陣に対し述べた。
緊急事態宣言が5月31日まで延長されたことを受け、東京都は追加で同額の助成金を月末まで休業を続ける企業に支給する予定だ。